澂
澂
名詞
標準
文例 · 用例
県立静岡中学校長|川田正澂の勧に従って、中学生のために温習の便宜を謀ったのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
さて此書の刊布は忍澂に企てられ、其弟子の手に成つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
吉江氏とはまだ不幸辱知の榮を得ないが武井眞澂畫伯は年來尊敬する高士であるから院主の需に應じて、潛越を顧みず敢て一言を序する次第である。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
而して殆んど多くの他の畫家の山や雲に對して常にひそかに異議をもつにかゝわらず、眞澂畫く所に對して未だ嘗て些の矛眉をも不調和をも感じない。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
のみならず、眞澂の畫に對する時、自分が幼時山に對して持つた畏敬を感ぜしめられる。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
而して眞澂の山は本來此愴さをも畫くものであつた。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
山靈も眞澂も共に默して語らないが、其眼は共に炬の如く、常に眞理の幽玄を啓示する。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
山靈を畫きて神を得るもの古往今來蓋し眞澂を措きて他に有りとも覺へない。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫