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全裸体

ぜんらたい
名詞
1
標準
stark naked body
文例 · 用例
それから山の全裸体像として、線や、光や、影や、円味やを研究するのに、富士ぐらい秘密を許してくれる山はあるまい。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
小児は糸も懸けぬ全裸体
泉鏡花 薬草取 青空文庫
……何の気もなく五連発の旋条銃を担いで、フキやイタドリの深草を潜りながら、一軒屋に近付いて行ったAは、背後から不意打に、猛獣みたような者に飛び付かれたので、アット思う間もなく飛び退いてみると、そこにはタッタ今奪い取ったばかりの旋条銃を構えた、全裸体の女が、物凄い見幕で立ちはだかっている。
夢野久作 キチガイ地獄 青空文庫
メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。
太宰治 走れメロス 青空文庫
洗い髪、二十一、二のいかさま鉄火ものらしい若い女がなやましくもすべすべとした全裸体を惜しげもなくそこへさらしながら人魚のごとく長々と横たわって、むっちりと盛りあがった肉の膚に、吸いつけられでもしたかのごとく伊三郎がのぞき込みながら、一心不乱に針を運ばせているのです。
朱彫りの花嫁 右門捕物帖 青空文庫
私は自分が全裸体でいるのに気づいて苦笑した。
原民喜 原爆回想 青空文庫
彼は、鋭敏な指先で、彼女の頭を、眼を、鼻を、口を、頤を、肩を、乳房を、全裸体を撫でまわしてみて、彼女の美を意識しようとつとめたことが、幾度あったか知れぬ。
平林初之輔 二人の盲人 青空文庫
ちょっと新聞の記事を読んでみましょうか――『十七日(昭和二十一年八月)午前九時半ごろ東京都大森区大森五の一〇三樵夫吉沢新三さん(四  一)が芝公園増上寺境内西向観音裏山で伐材中、付近の笹やぶの北側の大欅の根もとに全裸体俯向けの二十歳ぐらい、死後十日を経過した女の腐らん死体を発見した。
――芝公園 女の殺人事件―― 探偵会話 下駄を探せ 青空文庫
作例 · 標準
美術館には、全裸体の女性を描いた古典絵画が展示されていた。
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病室で彼の全裸体を見た時、あまりの痩せ細り方に衝撃を受けた。
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その彫刻は、完璧な全裸体の美しさを表現している。
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