道君
どうくん
名詞
標準
文例 · 用例
洞眞部は元始天尊より出たもの、洞元部は太上道君より出で、洞神部は太上老君より出たものであるとされてゐる。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
元始天尊は佛教で云へば佛である、十號具足である、自然である、無極である、大道である、至眞である、太上である、道君である、高皇である、天尊である、玉帝である、陛下である。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そしてそれは玉晨道君に授けられたとある。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
それで同經の各章の首に、道言云字通りに讀去れば、元始天尊といふ神の如きものが有り、其の道を受けた玉晨大道君といふものが有つて、恰も釋迦佛に總持第一の阿難尊者が有つて如是我聞の一語が經首に加へられた如き觀を爲してゐるのである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そして老子に、物有りて混成し、天地に先だちて生ず、之を字して道といふ、とある其道をもつて來て、夫れ道は本は言無し、言を假りて以て道の用を顯はす、世法を以て釋すれば則ち道君經義を演説するを直ちに道言ふと曰ふ、と玄義を俗釋に兼ねて説いてゐるのなぞ、中が牧徳臺に於て皇人から本章玉歴章を授けられた。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
晋の王纂が道君に遇ひて、此經及び諸經數十卷を賜はり、元魏の時に寇謙之が嵩山に居りて修行し、太上を感ぜしめて此經并に餘經六十餘卷を授かつた。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
老子の何處に宗教があらう、莊列の何處に元始天尊や玉晨道君があらう。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
「大道君、僕の顔に見覚えがあるかい。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫