嫌や
いやや異読 やや
感動詞
標準
no
文例 · 用例
或る口の惡るきお人これを聞きて、扨もひねくれし女かな、今もし學士が世にありて札幌にもゆかず以前の通り生やさしく出入りをなさば、虫づのはしるほど嫌やがる事うたがひなしと苦笑ひして仰せられしが『ある時はありのすさびに憎くかりき、無くてぞ人は戀しかりける』とにも角にも意地わるの世や意地惡るの世や。
— 樋口一葉 『經つくゑ』 青空文庫
」 「此奴ッ、あんまりくどいと兄さん怒るぞ」 「怒って御覧」 「なにッ」 「これでしょう、嫌やァよ」 お静、かくして居た手紙を出す。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
僕は堺屋のおふくろが臨終に最後の力を出して、僕を母親から奪おうとしたときの、死にもの狂いの力と、肉身を強味に冷やかに僕を死ぬ女の手から靠ぎ取った母親の様子を、今でもありありと思い泛べることが出来ます」 それは嫌やだと同時に、またどうしても憎み切れないものがある。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
で、今まで嫌やだと感じる理由になっていた、女嫌いの原因になるものは、どうなったかというと、彼の胸の片隅の方に押し片付けられて、たいして邪魔にもならなくなって来た。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
――嫌やよ、気持ちが悪い。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
帰ったら嫌やし、もっと居てえナ。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
そんな時、わい夜店は眠うなるさかい嫌やと、心にもないことを言うのはむろん私でした。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
「嫌やせんよ」「嫌わなけりゃ、私の話を聞いてもらいたい」 背のずんぐりした角顔の壮佼の顔があった。
— 田中貢太郎 『蟹の怪』 青空文庫
作例 · 標準
子供:「おやつ、もういらないよ。」 母:「えー、本当? consolaんないの?」 子供:「う、ううん、嫌や〜!もっと食べたい!」
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友人A:「これ、試してみる?」 友人B:「うーん、嫌や、まだいいや。」
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「ちょっと、そこ触らないでよ!嫌や!」
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