一定数
いっていすう
名詞名詞-の形容詞
標準
fixed number
文例 · 用例
すなわち、その言語を用いる人々は、或る一定数の音単位を、それぞれ互いに違った音として言いわけ聞きわけるのであって、言語を口に発する時には、それらの中のどれかを発音するのであり、耳に響いて来た音を言語として聞く時には、それらのうちのどれかに相当するものとして聞くのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
かように或る言語を形づくる音単位は、それぞれ一をもって他に代え難い独自の用い場所を有する一定数のものに限られ、しかも、これらは互いにしっかりと組合って一つの組織体または体系をなし、それ以外のものを排除しているのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
(我が国において、古くからかような音単位を意識していたことは、歌の形がかような単位の一定数から成立つ句を基本としていること、ならびに、仮名が、その一つ一つを写すようになっているによっても知られる。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
しかしながら、それでもそう沢山の音がある訳ではなく、一定数しかないのであって、それも存外多くないのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
その一定数の違った音を色々に組合せてその言語は出来上っているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
これと同じように一つの言語に用いる違った音は一定数のものがちゃんと作りつけになっているような訳です。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
ソヴェト同盟は、世界のプロレタリアート文化の第一線に立って、さらに新しい自分ら独特の劇を、音楽を、キノを製作し、各劇場は、常に座席の一定数だけ、職業組合を通じて、半額以下で一般勤労者に分けている。
— 宮本百合子 『スモーリヌイに翻る赤旗』 青空文庫
だから各劇場は毎日、全座席の中の一定数を必ず各職業組合と赤軍(劇場の種類によっては学生)のために、呈供している。
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
作例 · 標準
「SNSで情報を発信すれば、一定数の批判的な意見が出るのは避けられない」
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「このアンケート結果を見ると、現状のサービスに不満を持つ層が一定数存在するようだ」
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「どんなに人気のある作品でも、一定数のアンチがいるのは有名税みたいなものだ」
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「限定商品を用意しておけば、雨の日でも一定数の来客が見込めるだろう」
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