三河万歳
みかわまんざい
名詞
標準
Mikawa manzai
文例 · 用例
こっちあ、たかだか恩を売って、人情を買う奴だ、贅六店の爺番頭か、三河万歳の株主だと思うから、むてえ癪に障っても、熱湯は可哀相だと我慢をした。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
『一話一言』一六に、『会津旧事雑考』より承安元年|辛卯を耶麻郡新宮の神器の銘に、弥勒元辛卯と記した由を引き、三河万歳の唱歌に、弥勒十年辰の歳、諸神の立ちたる御屋形と唄うも、いずれなき事にはあらじかし、とある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
主人と家来が二人つながって三河万歳もできめえから、よっくそこらも考げえて下せえましよ」 次郎左衛門は衾から首を出して、唯せせら笑っているばかりであった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
ああいう鼓は、なんというんだか、謡の鼓でもなし、三河万歳の鼓でもなし、どうもさる回しのたたくやつじゃないかと思うんですが、それをまたどうしたことなんだか、井上のおだんながひどくお堪能でね、今までもときおりちょくちょくと夜ふけになんぞおたたきになったんですよ。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
三河万歳のような簡単なものではなく、三味線太鼓笛などで打囃し、初めは滑稽なるものをやるが、そのあとは芝居がかったものをやる。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
三河万歳と普陀洛やの合併したものと思へば大した間違にはならない。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
三河万歳と普陀洛やの合併したものと思えば大した間違いにはならない。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
諸君は三河万歳といふものを御存じですか。
— 岸田國士 『独断三幅対』 青空文庫
作例 · 標準
地元の小学校では、郷土芸能を学ぶ一環として、三河万歳の体験教室が開催されている。
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三河万歳の賑やかな拍子を聞くと、新しい一年が始まったという実感が湧いてくる。
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「万歳、万歳!」という威勢の良い掛け声が、新春の商店街に響き渡った。
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