浣
浣
名詞
標準
文例 · 用例
諱は俊良、字は基昌、梅泉又浣花道人とも号す。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
吟香院浣花梅泉劉公居士、翠雲院蘭室至誠貞順大姉。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
それから千尺の翠巒と断崖は浣華渓となるのである。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
三十九年八月 晩秋神無月、下浣の七日、病ましげに落日黄ばみて晩秋の乾風光り、百舌啼かず、木の葉沈まず、空高き柿の上枝を実はひとつ赤く落ちたり。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
大正十年七月十八日小田原天神山にて白秋識葛飾閑吟集序に代へて 大正五年五月中浣、妻とともに葛飾は真間の手児奈廟堂の片ほとり、亀井坊といふに、仮の宿を求む。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
それから、千尺の翠巒と断崖は浣華渓となるのである。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
事の起きたのは仲秋|上浣。
— 卒塔婆を祭った米びつ 『右門捕物帖』 青空文庫
(乙酉六月上浣)(昭和二十年七・八月)
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫