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裸虫

はだかむし異読 らちゅう
名詞
1
標準
caterpillar (esp. hairless)
文例 · 用例
あたしが裸虫が大嫌いなこと、あんた知ってるじゃありませんか」 千代重は顔を振ってそれを除けると、ハンカチは地上に落ちた。
岡本かの子 唇草 青空文庫
ただ単に自然の命令に服従しているのならば、凡人は即ち動物とあまり違わず無駄に一生を終えるだけであるが、聖賢仙仏の教はみな、凡人の常態、即ち人と動物とあまり変わらない状態を超越して、動物でなく、虫魚でなく、赤裸々な裸虫等でもないものになることを、指し示しているのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
」「当り前さ、人間は即ち裸虫と称するんだ。
牧野信一 「悪」の同意語 青空文庫
」「厭に感心したね、――汝、裸虫よ、嘆くなかれ、眼に太山を見よ、ハツハツハ。
牧野信一 「悪」の同意語 青空文庫
「俺だつてそれ位ひの文句は知つてゐるんだ、即ち同じ裸虫と雖も……」「もう止して下さいな、折角子供が寝たところなんだから……」と、周子は慰めるやうに云つた。
牧野信一 「悪」の同意語 青空文庫
――おいそこの裸虫
身代わり花嫁 右門捕物帖 青空文庫
どうせおめえらは裸虫だ。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
大きな椰子や、橄欖や、ゴムの樹の植木鉢の間に、長椅子だのマットだの、クッションだの毛皮だのが大浪のように重なり合っている間を、甘ったるい恰好の裸虫連中が上になり下になりウジャウジャとのたくりまわっているんですからトテモ人間たあ思えませんよ。
夢の久作(夢野久作) 人間腸詰 青空文庫
作例 · 標準
畑で、キャベツの葉を食べるたくさんの裸虫を見つけた。
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裸虫は、やがて美しい蝶になるのだから不思議だ。
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幼い頃、裸虫を捕まえて飼っていたことがある。
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2
標準
person with scanty supply of clothes
作例 · 標準
冬だというのに、彼は薄着でまるで裸虫のようだった。
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戦争中は、皆が裸虫のような暮らしを強いられた。
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「おや、そんな格好で裸虫じゃないか!」と、母が心配そうに言った。
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