がかる
がかる
接尾辞動詞-五段-ラ行
標準
to appear ...
文例 · 用例
この人の出し得る極度の大きな声を出しているという事は、その顔色が紫がかる程に赤く光沢を帯びて、眼球が飛び出しそうな程に眼を見開いている事からもおおよそ察せられた。
— 寺田寅彦 『議会の印象』 青空文庫
すると一座が急に浮かれて酒盃がかるやかに夜目にも白い運河を越えて、日本流の歓待のなかで青い花が満開して、思いがけなくもアダの顔がそこにあらわれてくるのを認めるのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
イズモ町を過ぎて商店の飾窓の彩玻璃に衣裳の影をうつしてプロフェショナルな女がかるく通行の男にウィンクした。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
ぬいでしまうと、へんに下がかるくなった。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
心がかるくなるのではあるまいか。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
おかげで腹がかるくなったが、腹のかるくなるほどの屁というものは、はげしい臭気をともなっているはずだと、春吉君は思った。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
自分の手にはレース手套をはめて、通りがかる野暮なスカートの女の節高い指を軽蔑して眺めるたちの婦人ではなかった。
— 宮本百合子 『まえがき(『真実に生きた女性たち』)』 青空文庫
島田市の先からもうチラホラ朝鮮の人のバラックが建っていて、夕方など通りがかると夕餉の煙と明笛の音がきこえたりします。
— 宮本百合子 『二人の弟たちへのたより』 青空文庫
作例 · 標準
彼の小説の文体は、明治時代の文豪を思わせるような古風な趣があり、どこか文語がかっているのが特徴だ。
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昨日の会議での議論は熱を帯びすぎたのか、後半は少し感情的で喧嘩がかった不穏な雰囲気になってしまった。
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「うわあ、今の彼の表情、まるで悪役がかっていて迫真の演技だったね!」と舞台を観終えた観客が興奮気味に語った。
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標準
to have a trace of
作例 · 標準
夕暮れ時の窓から差し込む光を受けて、白いレースのカーテンが薄くオレンジがかって見えた。
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洗濯の仕方を間違えたのか、お気に入りのTシャツが全体的に少し青みがかって染まってしまい、ショックを受けた。
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彼女の歌声には、どこか哀愁がかった切なさが漂っており、聴く人の心に深く染み渡る魅力がある。
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