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染み出す

しみだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to ooze (out)
文例 · 用例
きつとお前の指先は顫へるだらう、お前の胸の動悸は高まるだらう、お前の顏色は青白く變るだらう、若しかしたらお前の眼から涙が抑へても抑へきれぬやうに染み出すだらう。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
蜂の巣のやう穴だらけで、炉の煙は幾条にもなつて此処からも潜つて壁の外へ染み出す、破屏風を取のけて、さら/\と手に触れると、蓑はすつぽりと梁を放れる。
泉鏡花 二世の契 青空文庫
生温く帽を吹く風に、額際から煮染み出す膏と、粘り着く砂埃りとをいっしょに拭い去った一昨日の事を思うと、まるで去年のような心持ちがする。
夏目漱石 琴のそら音 青空文庫
三年|經ち、五年と暮れる中には、太鼓樓から雨が漏つて、ギラ/\光る白い紙で貼つた天井には墨繪の山水か、化物の影法師のやうな汚點が染み出す
上司小劍 太政官 青空文庫
しかしこの時は一度に出ないで、少しずつ、腕と腹と足へ煮染み出すように来たから、自分でも、ちゃんと自覚していた。
夏目漱石 坑夫 青空文庫
毛穴から染み出す汗が、流れればと思うのに毛の根に膏のようにねばり付く。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
別れを惜しんでいると、処女の親しみを感じるけれども、昂奮し出すと、売女のいや味が油のように染み出す
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
私しゃ心から御前に惚れてるんだろうか、それでなけりゃあいつでも私はにげられるはずだ」「そんな事どうだってようござんすわ、私の体からしみだすあまったるいどくにあんたはよっぱらって身うごきが出来ないんです。
宮本百合子 お女郎蜘蛛 青空文庫
作例 · 標準
傷口からじわじわと血が染み出してきたので、すぐに消毒して包帯を巻いた。
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焼きたての肉をナイフで切ると、香ばしい肉汁がたっぷりと染み出してくる。
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長い年月を経て、岩肌から不思議な成分を含んだ水が染み出している
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染み出す(しみだす) — 幻辞.com