言議
げんぎ
名詞
標準
文例 · 用例
七出の目に就いても言議に及んだことであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
大衆、言議スラク、一衆ミナ安シ。
— 田中英光 『野狐』 青空文庫
隨つて其處にはもう言議の餘地がない。
— 石川啄木 『大硯君足下』 青空文庫
假令言議を試みる者があるにしても、責任を以て國家を非常の運命に導いた爲政者にはもうそんな事に耳を傾けてゐる事が出來ない。
— 石川啄木 『大硯君足下』 青空文庫
)なおかかる知識人言論人は、その言議がヨウロッパやアメリカなどの書物のうちから得た知識によって自己を蔽われたところから生じたもの、現実の国民の生活とその生活気分とから遊離しているものでありながら、自己から出たもの国民の思想を代表するものである如く錯覚していることをも、附言すべきであろう。
— 津田左右吉 『歴史の学に於ける「人」の回復』 青空文庫
況んや、名誉に関する言議に、覆面の偽人は戒心を要する。
— 辰野九紫 『青バスの女』 青空文庫