すました顔
すましたかお
名詞
標準
straight face
文例 · 用例
すました顔をして応接室を出て、それから湯殿に行き靴下を脱いで足を洗った。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
そのとき今の女中がお茶を持って来て、すました顔でそこへ置くとまたひっこんで行った。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
」(いままだ、銀座裏で飲んでいよう、すました顔して、すくすくと銚子の数を並べて。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
いつもとりすました顔をしている女は、たぶんすましたときのほうがいちばん美しく見えるような型であり、始終|笑顔を見せている女は、やはりそうしたほうがすましているより美しく見えるような型の顔であるかもしれない。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
甚九郎と打ち合せをしている源吉は、すました顔をして甚九郎の家へ来た。
— 田中貢太郎 『山姑の怪』 青空文庫
「早くいらっしゃいよ、なにをまごまごしてるの」 小厮はすました顔をしていた。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
その落着きすました顔付が、母にはいよいよ不安の種であった。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
フンと言つてすました顔をして、もしくは、軽佻と人に言はれて、『軽佻も結構さ。
— 田山録弥 『現代と旋廻軸』 青空文庫
作例 · 標準
大失敗をしたというのに、彼はすました顔で戻ってきた。
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すました顔で嘘をつく人には、十分注意しなければならない。
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モデルはカメラの前で、どこか冷たさのあるすました顔を見せた。
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