お客さん
おきゃくさん
名詞
標準
guest
文例 · 用例
をばさんも、娘さんも、はじめのうちは、私の音無しさに、かへつて奇怪を感じた樣子で、あのお客さんは女みたいだ、と蔭口きいて、私は、それをちらと聞いて、ああ、あんまり音無しくしてもいけないのか、とくやしく思つた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
娘さんは、すると、落ちついて私の傍に坐つて、あたしも何かお話しようと思ふのですが、お客さんがあんまり默つてゐるので、つい、あたしも考へてしまつて、何も言へなくなります。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
だんだん茶店の人たちも、あのお客は、ただ口が重いだけで、別段に惡だくみのある者でないといふことが判つた樣子で、お客さんのお嫁さんになるひと仕合せですね、世話が燒けなくて、とをばさんに冗談言はれて、私は苦笑して、やつと打ち解けて來たころには、はや十一月、峠の寒氣、堪へがたくなつた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
娘さんも呆れたらしく、私の部屋を拭き掃除しながら、お客さん、馴れたら惡くなつたわね、としんから不機嫌さうに呟いた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
お客さんの原稿の番號をそろへるのが、毎朝、ずゐぶんたのしみなのだから、たくさんすすんでゐると、うれしい。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
「今日は出際にお客さんがありはしたし……明日立つたら……」 母が「甘い」とよく彼が言ふので、また言はれはしまいかと思つて、遠慮深さうにさう言つた時、彼はさすがに「甘い」とはいはれなかつた、却つて自分の方が「甘い」だつたのだ。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
あのお客さんは、どこへいらつしやいました。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
さつきのお客さんは、どうしました。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「guest」である。
「guest」という意味で使われることが多い。
guest」という概念は重要だ。
その出来事は「guest」の良い例だ。
標準
customer
作例 · 標準
この言葉の定義は「customer」である。
「customer」という意味で使われることが多い。
customer」という概念は重要だ。
その出来事は「customer」の良い例だ。