百穴
ひゃっけつ
名詞
標準
cluster of Kofun-period graves
文例 · 用例
深谷に着きて汽車に打乗り、鴻巣にいたりて汽車を棄て、人力車を走らせて西吉見の百穴に人間の古をしのび、また引返して汽車に乗り、日なお高きに東京へ着き、我家のほとりに帰りつけば、秩父より流るる隅田川の水笑ましげに我が影を涵せり。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
第六十圖 吉見百穴 また古墳の中には横穴といつて、山の崖のようなところに、横に穴をあけたのがあります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
その名高いものには埼玉縣の吉見の百穴といふのがあります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
火事のあとで、村の人達が上つて行つて見ますと、百穴の中から、這ひ出して来た古狸も仔狸も、皆な焼け死んでゐました。
— 沖野岩三郎 『馬鹿七』 青空文庫
百塚・百穴などの名は、塚の数のはなはだ多いのを大数をもって呼べるものともいえようが、百の数に一つ足りない九十九塚に至っては意味なしとせぬ。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
別に河内郡の例の百穴近くの長岡から出るのがある。
— 柳宗悦 『野州の石屋根』 青空文庫
作例 · 標準
その山には、古墳時代の百穴が点在しており、古代の歴史を感じさせる。
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考古学者は、百穴の調査を通じて、当時の人々の生活様式を研究している。
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「百穴」と呼ばれるこの地域は、歴史愛好家にとってたまらない場所だ。
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