転がり落ちる
ころがりおちる
動詞-一段
標準
to tumble down
文例 · 用例
S=廊下 障子破れて、襖が倒れて、五六人の黒い影が組んづほぐれつ段梯子を折り重って転がり落ちる。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
「殴り込みだッ」S=階段の処 折り重って転がり落ちる児分共。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
もしそれ百尺|竿頭、百歩を進めた超凡越聖、絶学無造作裡に、上は神仏の頤を蹴放し、下は聖賢の鼻毛を数えるに到っては天魔、鬼神も跣足で逃げ出し、軒の鬼瓦も腹を抱えて転がり落ちるであろう。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
驚いて崖から転がり落ちると、女も続いてムササビのように飛び降りる。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
ただしこの二つの領域で押し込まれてしまえば、やがてはより利益率の高い製品や米国内市場も、坂道を転がり落ちるように失ってしまう。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
……斯んなことを考へてゐるうちに、階段を昇つて来るやうな眠気が、タッタッと迫つて来て、最少しで彼は、縁側から転がり落ちるところだつた。
— 牧野信一 『眠い一日』 青空文庫
それを撮み取ろうとすると、円い実は小さな生物か何ぞのように、こざかしく指の間を潜りぬけて、ころころと地べたに転がり落ちる。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
またある時は、病気にかこつけて、温泉場の旅館で、芳町時代から、関係の断続していた情人と逢っているところへ、いきなりクルベーに来られて、男が洋服を浚って、縁から転がり落ちるようにして庭へ逃げたあとに、時計が遺っていたりした。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
作例 · 標準
山道を歩いていると、足元の石が転がり落ちていった。
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崩れた崖から、大きな岩がガラガラと音を立てて転がり落ちる。
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急な階段でつまずき、危うく手すりに掴まって転がり落ちずに済んだ。
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