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檳榔子

びんろうじ異読 ビンロウジ
名詞
1
標準
areca nut
文例 · 用例
近頃|檳榔子の炭を使って極寒まで冷した空気を吸わせ真空を作る事も発明された。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
上海プノンペン間を商用にて往来する父にカンボジヤ国より檳榔子の実を土産に買ってきてもらう。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
椰子、檳榔子の生え茂つた山に添つて、城のやうに築上げた、煉瓦造がづらりと並んで、矢間を切つた黒い窓から、弩の口がづん、と出て、幾つも幾つも仰向けに、星を呑まうとして居るのよ…… 和蘭人の館なんです。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
箱車を押す半裸体の馬来人は檳榔子の実を噛んでいて、血の色の唾をちゅっちゅと枕木に吐いた。
岡本かの子 河明り 青空文庫
他のカロリン人と違つて、檳榔子を噛む習慣が無く、シャカオと稱する一種の酒の如きものを嗜む。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
他のカロリン人と違って、檳榔子を噛む習慣が無く、シャカオと称する一種の酒の如きものを嗜む。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
他は盲縞の股引腹掛に、唐桟の半纏着て、茶ヅックの深靴を穿ち、衿巻の頬冠に鳥撃帽子を頂きて、六角に削成したる檳榔子の逞きステッキを引抱き、いづれも身材貫一よりは低けれど、血気腕力兼備と見えたる壮佼どもなり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
眩きつつも迯行くを、猛然と追迫れる檳榔子は、件の杖もて片手突に肩の辺を曳と突いたり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
おじいさんは、慣れた手つきで檳榔子を噛んでいた。
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2
標準
betel nut
作例 · 標準
屋台で売られている檳榔子は、独特の香りがする。
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