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左馬

ひだりうま
名詞
1
標準
mirrored version of the kanji character "uma" (usu. depicted on a shogi piece; considered auspicious)
文例 · 用例
すると原田左馬介宗時という一老臣、これも伊達家の宗徒の士だが成実の言に反対した。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
三弥は徳川家の譜代侍の本多佐渡正信の弟で、隠れ無い勇士であったが其の如くで、其他旗本から抜け出でて進み戦った岡左内、西村|左馬允、岡田大介、岡半七等、いずれも崛強の者共で、其戦に功が有ったのだったが、皆令を犯した廉で暇を出されて浪人するの已むを得ざるに至った。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
其中に西村左馬允という者があって、大の男の大力の上に相撲は特更上手の者であった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
其男が勘当を赦されて新に召還されたばかりの次の日出仕すると、左馬允、汝は大力相撲上手よナ、さあ一番来い、おれに勝てるか、といって氏郷が相撲を挑んだ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
勝てば怒られる、わざと負けるのは軽薄でもあり心外でもある、と惑わぬことは無かったろうが、そこは人の魂の沸り立って居る代である、左馬允は思い切って大力を出してとうとう氏郷を捻倒した。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
そこで、ヤア左馬允、汝は強い、と主人に笑って貰えれば上首尾なのだが、然様は行かなかった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
観て居る者は気の毒で堪らない、オヤオヤ左馬允め、負ければ無事だろうが、勝った段にはもともと勘気を蒙った奴である、手討になるか何か知れた者では無いと危ぶんだ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
左馬允も斯様なっては是非が無い、ここで負けては仮令過まって負けたにしても軽薄者表裏者になると思ったから、油断なく一生懸命に捻合った。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
作例 · 標準
将棋の駒に書かれた左馬は、縁起物として珍重されている。
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彼の店には、商売繁盛を願って左馬の置物が飾られていた。
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お土産として、左馬の絵が描かれた湯呑みを選んだ。
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