俺が俺が
おれがおれが
表現
標準
me, me, me
文例 · 用例
両者とも数多美術品は蒐めてみても、美の魂とかかわりなくつき合ってきた者というものは、真にみじめなもので、御殿山氏といい、青山翁といい、俺が俺がでうるさいまでの指導をやってみたことであろうが、なにが出来るものではなかったのである。
— 北大路魯山人 『現代茶人批判』 青空文庫
もしそれをなくしたら、さなきだに俺が俺がの天下は、のべつ乱麻乱世のくりかえしだろ。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
またもし霊魂なるものが肉体へ突然入り込んで来るものであるとすると、一人の子供がまさに出産しようとする際には、いくつもの霊魂が産婦の枕もとに詰めかけて、おれがおれがと争うであろうと言っているのは読者をしておのずから破顔微笑させるものがある。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
祖母も病母も小鳥がうまいうまいと悦んだので、国吉はおれがおれがと得意にぶっちめの話をする。
— 伊藤左千夫 『新万葉物語』 青空文庫
こういう風に自分を信じ切っている人間は、他人の思惑等は分らないもので、何事もおれがおれがと自分ばかり中心に物事を考える。
— 山本周五郎 『備前名弓伝』 青空文庫
標準
egotistic