諸語
しょご
名詞名詞-接尾辞
標準
(various) languages
文例 · 用例
「ワダツミ」「ワダノハラ」の「ワダ」は water や露の voda やその他同類の水を意味する言葉と類し、また「ワタル」という意味の wade(L. vadere) および関係の諸語と似ている。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
その他の諸語においても同様である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
右の「怒」の類の仮名で書かれている「野」「角」「偲」「篠」「楽」などの諸語は、『万葉集』の訓でも古くは「の」「つの」「しのぶ」「しの」「たのし」と読んでいたのですが、江戸時代の国学者が「ぬ」「つぬ」「しぬぶ」「しぬ」「たぬし」と改めたものです。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
そうだとすれば、「怒」類で書いてある諸語も、「の」「つの」「しのぶ」「しの」「たのし」と読んでよいことになります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
特に鷄の條の諸語は MUELLER の書其關係を詳叙せり。
— 森林太郎 『「言語の起原」附記』 青空文庫
梵語アース(迅速)、ギリシア語のアコケー(尖頂)、ラテンのアクス(鍼)、アケル(迅速また鋭利また明察)、英語アキュート(鋭利)等から煎じ詰めて、これら諸語種の根源だったアリヤ語に鋭利また迅速を意味するアスてふ詞あったと知る。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
さうして、今までのところでは、親近関係の、想像してゐるほど明らかにせられてゐない南方諸語族との比較の為の準備をしておかうとしたのである。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
) 以上に掲げた孔子の諸語は一貫して顔淵への愛情を吐露している。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
作例 · 標準
この地域では、日本語以外にもいくつかの諸語が話されている。
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彼はヨーロッパの諸語を流暢に操るマルチリンガルだ。
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古代の文献には、現代では失われた諸語の記述が見られる。
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ウィキペディア曖昧さ回避
諸語(しょご)とは、複数の言語をまとめていう場合の総称である。場合によって以下のような使用がなされる。 語族、語派、語群に属すそれぞれの言語の総称について「~語族」、「~語派」、「~語群」という代わりに「~諸語」という場合。「~語族」は言語グループ、「~諸語」はそこに属す各言語という意味合いが強い。 語群より下位、語より上位の単位の言語群の呼称。(語群より下の階級が存在しないため。) 語族とすべきか語派とすべきか論争中の場合。例)テュルク諸語、モンゴル諸語、ツングース諸語 系統関係が立証されていない(同系ではない)複数の語族を(地域的に)まとめた総称。例)コーカサス諸語、古シベリア諸語 なおほとんどの外国語において「~語族」や「~語派」も「~ languages」のように単に複数形として表されるため、「~諸語」と名称上は区別できない。
出典: 諸語 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0