昨日来
さくじつらい
名詞
標準
文例 · 用例
だが、正月にもなり、昨日来た先生からの手紙によると、先生は赤城の麓の実家へ戻っている。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
昨日来た伯母からの手紙である。
— 平出修 『公判』 青空文庫
一昨日来るぜい、おさらばだいと、高慢な毒口を利いて、ふいと小さなものが威張って出る。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 語る時、十有数日の間を蒸しに蒸した、人類の汗を絞り抜いた、一昨日来の気圧は、正にその極所に達したと見えて、陰々たる中にものの響、柱がきしむようである。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
) と鼻ッつまみで、一昨日来い!
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
「昨日来なんしたげなの。
— 鈴木三重吉 『千鳥』 青空文庫
○昨日来庵のTさんから、玄米茶と生玉子とを頂戴した、何よりの品、ありがたく賞味しませう。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
昨日来たばかしで、昼寝が一度、夜寝が一度、飯を三度しか喰はん僕にや、まだ解らんよ。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫