一挙手一投足
いっきょしゅいっとうそく
名詞
標準
one's every action
文例 · 用例
しかしよく考えてみると人間の一挙手一投足にも、実はむかでの足の神経などに比べて到底比較のできないほど多数の神経細胞が働いているであろう。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
一挙手一投足の末に至る迄此「我」が認識しつゝ絶えず過去へ繰越してゐるといふ動かしがたい真境である。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
黄村先生は、そのような不粋な私をお茶に招待して、私のぶざまな一挙手一投足をここぞとばかり嘲笑し、かつは叱咤し、かつは教訓する所存なのかも知れない。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
でっぷりと太って大きく、一挙手一投足のろくさく、武芸はきらい、色情はさかん、いぎたなく横坐りに坐って、何を思い出しているのか時々、にやりと笑ったりして、いやらしいったら無い子であった。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
こんな場合は、目前の、間抜けた弟の一挙手一投足、ことごとくが気にいらなくなってしまうのである。
— 太宰治 『一燈』 青空文庫
わたくしは男の相当な手答えに残忍な愛感が湧きながら、しかし葛岡の一挙手一投足には注意深く眼を離しません。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
仁三郎の一生涯を通ずる日常茶飯が皆、是々的で、一言一行、一挙手一投足、悉く人間味に徹底し、世間味を突抜けている。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
僕が包囲網を張る一挙手一投足も気取られている。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
作例 · 標準
政治家の発言は、常に国民の注目を集め、一挙手一投足がニュースになる。
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舞台俳優は、観客の視線を感じながら、一挙手一投足に感情を込めて演じた。
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新人アナウンサーは、先輩の指導を受けながら、一挙手一投足に気を配っていた。
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「選手のプレーぶりは、スカウトの厳しい目に晒され、一挙手一投足が評価の対象となる。」
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標準
slight effort
作例 · 標準
彼のこのプロジェクトへの貢献は、一見すると一挙手一投足にも満たないほど小さなものだったが、それが全体の流れを変えた。
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長年積み上げてきた努力は、一挙手一投足の積み重ねであり、決して無駄ではなかった。
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「ほんのわずかな一挙手一投足が、こんなにも大きな結果につながるとは、誰が予想できただろうか。」
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ウィキペディア
一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)は、唐の時代の中国からのことわざ。
出典: 一挙手一投足 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0