古風土記
こふどき
名詞
標準
ancient fudoki compiled by imperial order in 713 CE
文例 · 用例
栗田寛氏の古風土記逸文に伊勢國石城の條に日本書紀私見聞を引て云く、伊勢國風土記云。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
もしあの盛衰記の島の記事から、辺土に対する都会人の恐怖や嫌悪を除き去れば、存外古風土記にありさうな、愛すべき島になるかも知れない。
— 芥川龍之介 『澄江堂雑記』 青空文庫
三つの古風土記(九州の、二つには、私は著しい近世的の臭ひを、感ぜないではゐられぬから、省いた)の中、記・紀と、一番足並みを揃へてゐるのは、出雲風土記である。
— 折口信夫 『万葉びとの生活』 青空文庫
古風土記には、いづれもさう言ふ活き物としての自然と闘うた暮し方の、後々まで続いてゐた事を示す幾多の話を書きとめてゐる。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
然し甲斐の国に残されたる「古風土記」の唯一の逸文(後に出す)に拠れば、明に鶴郡となっているのであるから、後人が嘉名の鶴の字に代えたのではなく、和銅以前から既に鶴の字が用いられていたのである、それが「風土記」を編纂する際に畿内七道諸国郡郷名着好字。
— 木暮理太郎 『マル及ムレについて』 青空文庫
さすれば「古風土記」の編纂者は、当然都留の二字を用いなければならない筈であるのに、依然として鶴郡とあるのは、恐らく朝命によるものであるとはいえ、「風土記」は性質上後世の書上げに似たものであるから、従来の慣習のままに鶴の字を使用したものらしい。
— 木暮理太郎 『マル及ムレについて』 青空文庫
とあって、これこそまさしく鶴郡の由来を説明したらしい「古風土記」の逸文であるから、鶴の字が古くから用いられていたことが察知されるのである。
— 木暮理太郎 『マル及ムレについて』 青空文庫
○宛然として古風土記をよむがごとし。
— 柳田国男 『遠野物語』 青空文庫
作例 · 標準
『出雲国風土記』は、現存する最も古い古風土記の一つだ。
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古風土記には、当時の人々の信仰や地理に関する貴重な情報が記されている。
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「この古風土記を読み解くことで、古代の暮らしが鮮やかに蘇るようだ。」と、歴史学者が語った。
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