驕気
驕気
名詞
標準
文例 · 用例
黒気・蒼気・青気・黄気・紫気・赤気・紅等はその色から云う名で、明・暗・浮・沈・滑・嗇・蒙・爽等はその光から云い、殺気・死気・病気・憂気・驕気・憤気・争気等はその気の持つ意味から名づけた名である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
わしに対して、良賈は深く蔵して空しきが如く、君子は盛徳があって、容貌愚なるが如しと誡め、また、驕気と、多欲と、態色と、淫志を去れと教えてくれたが、まだ若かったわしにとっては、たしかに適切な言葉であったと、今でも感謝している。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
老子に驕気と笑われ、多欲と罵られようと、古聖の道を地に布くためには、どうしても政治の実権を握らなければならない。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
子の(五)驕氣と多欲と(六)態色と(七)淫志とを去れ。
— 老莊申韓列傳第三 『國譯史記列傳』 青空文庫
で、ここにその全文をかかげることは出來ないが、そのうちの一節には、大東亞戰の快捷以後、ともすれば銃後の一面に油のごとく浮きやすい勝利の驕氣について、大いに省みられる一節があるから、その要點だけを、これへ拔抄することを大將のお姉上にゆるしていただかうと思ふ。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫