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両肘

りょうひじ
名詞
1
標準
both elbows
文例 · 用例
このペピイは前屈みに腰を掛けて、両肘を両膝の上に衝いてゐて、指を組み合せた両手の間から、時々砂の上へ痰を吐く。
GREISE 老人 青空文庫
小初は、「がったん、すっとこ、がったん、すっとこ」そういいながら、あらためて前に組み合せた両肘の上に下膨れの顔を載せて眠りそうな様子をする。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
咄嗟に謙虚な気持が湧いて来て、彼は膝に両肘を突いたまま頭の上で掌を合せた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
」青扇は卓に両肘をついてコップを眼の高さまでささげ、噴きあがるビイルの泡をぼんやり眺めながら余念なさそうに言った。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫
気がついてみると、復一は両肘を蹲んだ膝頭につけて、確く握り合せた両手の指の節を更に口にあててきつく噛みつつ、衷心から祈っているのであった。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
復一はベッドに仰向けに両肘を突っ張り、起き上ろうとする姿勢のまま、口と眼を半開きにしてしばらく鼾をかいていた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
」と津田氏は大あぐらに両肘を突張ってわめいた。
太宰治 惜別 青空文庫
」たうとうその小枝もへし折つて捨て、両肘を張つてモンペをゆすり上げ、「子供は、幾人。
太宰治 津軽 青空文庫
作例 · 標準
机に両肘をついて話を聞くのは、行儀が悪いと注意された。
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赤ちゃんがうつ伏せで両肘を立て、にこにことこちらを見ている。
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彼は窓枠に両肘を乗せ、ぼんやりと外の景色を眺めていた。
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