小皿
こざら
名詞頻度ランク #32583 · 青空 315 例
標準
small plate
文例 · 用例
簿記函と書た長方形の箱が鼠入らずの代をしている、其上に二合入の醤油徳利と石油の鑵とが置てあって、箱の前には小さな塗膳があって其上に茶椀小皿などが三ツ四ツ伏せて有る其横に煤ぼった凉炉が有って凸凹した湯鑵がかけてある。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
「ぬたをの……今、私が擂鉢に拵えて置いた、あれを、鉢に入れて、小皿を二つ、可いか、手綺麗に装わないと食えぬ奴さね。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
が、すぐに、かたりと小皿が響いた。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
七夕祭りの祭壇に麻や口紅の小皿といっしょにこのおはぐろ筆を添えて織女にささげたという記憶もある。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
丑女はその氷柱をのせたトタン張りの箱の中にとけてたまった水を小皿でしゃくっては飲んでいた。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
七時過ぎまでは食事もできないで、晩食後の片づけに小皿一つ粗※をしまいと血眼になっている時、奥では一家の人たちが何んの苦労もなく寄り合って、ばか騒ぎと思われるほどに笑い興じているのを聞かなければならぬ妬ましさ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
鶴吉は歯楊枝を取上げようとして鏡の前の棚を見ると、そこには店先にある筈のない小皿が一枚|載つて居た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
」 と葛木は、小皿と猪口の間を、卓子台の上で劃って、「一度|讃めたが、以来お鹿の自慢でね、きっと通しものに乗って出ます。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
お醤油は小皿に注いでお召し上がりください。
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食卓には、何種類もの小皿料理が並んでいた。
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彼女は陶器の小皿を集めるのが趣味だ。
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