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色子

いろこ
名詞
1
標準
kabuki actor who is also a male prostitute
文例 · 用例
それにかかわらず安陵竜陽みな凶終するよう論ずるは、性慾顛倒の不男や、靨を売って活計する色子野郎ばかりに眼を曝した僻論じゃ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
元より、歌舞伎役者の常として、色子として舞台を踏んだ十二三の頃から、数多くの色々の色情生活を閲している。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
席末には若衆形や色子などの美少年が侍している。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
このよし原が浅草|田圃に移され、新吉原となってからでも、享楽地としては人形町通りを境にして親父橋|寄りに、葭町、堺町、葺屋町側に三座の櫓があり、かげま茶屋、色子、比丘尼が繁昌した。
長谷川時雨 テンコツさん一家 青空文庫
やっとそこらの額風呂の戸があいて、紅がらいろや浅黄のれんの下に、二三足の女下駄が行儀よくそろえられ、盛塩のしたぬれ石に、和らかい春の陽が射しかける午少し前の刻限になると、丁字風呂の裏門からすっと中に消え込む十八九の色子がある。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
――さては、ひとを河原者、色子あがり同然とあなどって、婦女子の、弄びもの、つれづれの伽として、淫らなことを、させようとしむけるのだな。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
あるひは楽屋|稲荷町の混雑、中二階女形部屋の体、また※子窓に縄暖簾下げたる怪しき入口に五井屋と記して大振袖に駒下駄の色子過ぎ行くさまを描きしは蔭間茶屋なるべきか。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
右の深緑色球形のスイカは徳川時代から明治時代へかけての普通品で、小野蘭山の『本草綱目啓蒙』にも「皮深緑色ニシテ紅赤色子は黒色なり此物尋常の西瓜なり」と書いてある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の遊郭では、美少年役者である色子も人気を集めていた。
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その芝居小屋のスター役者は、実は色子でもあったという噂があった。
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「昔は色子に憧れる若者もいたらしいね」と歴史書を読みながら話した。
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浮世絵には、色子の華やかな姿が描かれているものも多い。
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