差し戻し
さしもどし
名詞
標準
文例 · 用例
それらは、訴訟の新段階には持ちこむことが許されぬという理由で、差戻されたのであり、値打ちのない反古なのだ。
— DER PROZESS 『審判』 青空文庫
ところで文書は依然として手続き中ですから、裁判所事務局間の絶え間のない交渉によって要求されるままに上級各裁判所に送りこまれ、下級裁判所に差戻しになり、大小の振れ、長短の滞りによって上下に揺れるわけです。
— DER PROZESS 『審判』 青空文庫
手にして見ると、宛名人の居住先不明の符箋がついていて、つまり発信人に差戻しの手紙なのですが、その宛名を見て僕はあっと驚いた。
— 梅崎春生 『ボロ家の春秋』 青空文庫
外出していて差戻しの手紙は見なかったという形にしたのです。
— 梅崎春生 『ボロ家の春秋』 青空文庫