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宵月夜

よいづきよ
名詞
1
標準
moonlit evening
文例 · 用例
すると彼は、急に微笑を湛へて、何か弁解の辞を述べはじめたが、もう僕の耳はぐわん/\と鳴つてゐるばかりで何も聞えず、往きがけと違つて十一貫の倉市をまるで軽々と担ぎあげて、宵月夜の畦道をどんどんと駆けてゐた。
牧野信一 ベツコウ蜂 青空文庫
水の粉やあるじかしこき後家の君尼寺や善き蚊帳垂るゝ宵月夜柚の花や能酒|蔵す塀の内手燭して善き蒲団出す夜寒かな緑子の頭巾眉深きいとほしみ真結びの足袋はしたなき給仕かな宿かへて火燵嬉しき在処 後の形容詞を用いる者、多くは句勢にたるみを生じてかえって一句の病となる。
正岡子規 俳人蕪村 青空文庫
水の粉やあるじかしこき後家の君尼寺や善き蚊帳垂るゝ宵月夜柚の花や能酒蔵す塀の内手燭して善き蒲団出す夜寒かな緑子の頭巾眉深きいとほしみ真結びの足袋はしたなき給仕かな宿かへて火燵嬉しき在処 後の形容詞を用ゐる者、多くは句勢にたるみを生じてかへつて一句の病と為る。
正岡子規 俳人蕪村 青空文庫
その寺の住僧、ある夜深更まで読書し、精神大いに疲労を覚えしかば、しばらく休憩せんとて庭前を仰ぎ見るに、折しも宵月夜のころなれば、月もはや落ちて暗かりけるが、縁の端にだれとも知らず、白き物を着けたる人立ちいたり。
井上円了 迷信解 青空文庫
作例 · 標準
縁側で宵月夜を眺めながら、静かな時間を過ごした。
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この宵月夜に、彼女への想いを詩に綴った。
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夏の宵月夜は、どこか物悲しい雰囲気を醸し出す。
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