事あれかし
ことあれかし
表現
標準
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文例 · 用例
退屈|凌ぎに何か事あれかしと待構へてゐる徒であつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
退屈凌ぎに何か事あれかしと待構へてゐる徒であつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
どうしましょう」 退屈して事あれかしと待構えていた小女は顔を上げた。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
退屈しのぎに何か事あれかしと待ち構えている徒であった。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
前に言ったような事情で、かれらは何か事あれかしと待ち構えていたところである。
— 岡本綺堂 『馬妖記』 青空文庫
今度の船には飛んでもない一人の奥さんが乗り合わしていてね、その人がちょっとした気まぐれからある事ない事取りまぜてこっちにいってよこしたので、事あれかしと待ち構えていた人たちの耳にはいったんだから、これから先だってどんなひどい事をいわれるかしれたもんじゃないんだよ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
そんなわけで、関口屋の方ではやがて相当の婿をさがして、行く末の面倒を見てやろうと思っているのに、次右衛門親子は内心|修羅を燃やして、なにか事あれかしと狙っているという始末、それでは無事に納まる筈がありません。
— かむろ蛇 『半七捕物帳』 青空文庫
私たちも朝飯の食卓で新聞の記事を見て、折から事あれかしと待ちかまえていたところだったので、こうしてぶらりとアドルフ・マンジュウを見物に出てきたのだ。
— 黄と白の群像 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
平穏な日々に飽き飽きして、何か事あれかしと願う自分がどこかにいる。
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「事あれかし」と期待して待っていたが、結局その夜は何事もなく明けた。
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波風の立たないクラスに、事あれかしとばかりに転校生がやってきた。
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