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関路

せきじ
名詞
1
標準
文例 · 用例
政宗の「さゝずとも誰かは越えん逢坂の関の戸|埋む夜半の白雪」などは関路雪という題詠の歌では有ろうか知らぬが、何様して中々素人では無い。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
彼等はほぼ歴史上の知識が教えるところによって、山を断定しているものに過ぎないので、まだこの関路の峡では、胆吹も、松尾も、南宮山も見えないと見るが正しい、しかし、それらの山の方角を指し、裳をとらえたと見れば、当らずといえども遠からぬものがある。
不破の関の巻 大菩薩峠 青空文庫
「恁ういたしたら何うであらうね、思ふこと關路の暗のむら雲を、   晴らしてしばしさせよ月影。
泉鏡太郎 片しぐれ 青空文庫
」 千助は目を瞑つて、如何にも感に堪へたらしく、「思ふこと關路の暗の、    むら雲を晴らしてしばしさせよ月影。
泉鏡太郎 片しぐれ 青空文庫
思ふこと關路の暗のむら雲を    晴らしてしばしさせよ月影 分つたかい。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
」 元二は目を瞑つて、如何にも感に堪へたらしく、「思ふこと關路の暗のむち雲を、 晴らしてしばしさせよ月影。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫