姉夫婦
あねふうふ
名詞
標準
one's older sister and her husband
文例 · 用例
「勝子(姉夫婦の娘)がそこらにいますで、よぼってやっとくなさい」と義母が言った。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
たとえば最後の場面でお染が姉夫婦を見送ってから急に傷の痛みを感じてベンチに腰をかけるとき三味線がばたりと倒れるその音だけを聞かせるが、ただそれだけである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
けれども新宿駅で私が切符を買おうとしたら、すでに嫁の姉夫婦が私たちの切符(二等の切符であった)を買ってくれていたので、私にはお金が何も要らなくなった。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
姉夫婦も貧乏のどん底だった。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
姉夫婦は真女児の詞に道理があるので疑いを晴らして、「さる例あるべき世にもあらずかし、はるばるとたずねまどい給う御心ねのいとおしきに、豊雄|肯わずとも、我々とどめまいらせん」と云って、豊雄の傍に置き、そのうちに豊雄にすすめて結婚さした。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
姉夫婦はたしか六十に近いだろう、家のさびしくなったも無理はない。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
予はけっしていやな心持ちはせぬけれど、両親もずいぶん達者なほうだったし、姉夫婦は働き盛りで予らの家におったころには、この大きな家もどよむばかりであったのだ。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
翌日は姉夫婦と予らと五人つれ立って父の墓参をした。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日姉夫婦について考えている。
姉夫婦という言葉は日本語で重要だ。
彼は姉夫婦の意味を理解している。
この文には姉夫婦が含まれている。