乱れ勝ち
みだれかち
表現
標準
undone victory
文例 · 用例
かの女は、「もう一寝入出来るわね」などと言つて、枕を移して、やゝ乱れ勝ちになつた髪を此方へと見せるやうにした。
— 田山録弥 『島の唄』 青空文庫
「それが、お由羅様、お入り以来、次第に乱れ勝ちにて、そのため、家中が二派に分れるようなこととなり、ひいて、此度の大事。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
死刑執行の後、扉を開いてみると狒々の姿は消え失せてどこにもない、という他愛のない筋を迎々しくしゃべったピエロが引込むと入れ違いに、荒縄で縛られた狒々は土人にひかれてしおしおと足どりも乱れ勝ちに出て来た。
— 大倉※子 『鉄の処女』 青空文庫
エレベーターの扉が開いて、部屋の前に近づく足音、それもひどく乱れ勝ちに聞えたと思うと、「御免――あ、そ、ば――」 たえだえの声がして、バタリと物の倒れる音がするではありませんか。
— 代作恋文 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
作例 · 標準
試合は乱れ勝ちとなり、後味の悪いものだった。
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相手のミスによる乱れ勝ちは、素直に喜べないものだ。
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「あちゃー、こんな乱れ勝ちじゃ、全然嬉しくないよ。」
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