道徳主義
どうとくしゅぎ
名詞
標準
moralism
文例 · 用例
ジイドの「芸術的な無道徳主義は」、「ニイチェの『危険な生き方』とドストイェフスキーの英雄的な道徳廃棄論との巧緻な結合であり、しかも以上の二人の天才の倫理的熱情を全く欠いているジイドは」単に「感覚の玄人」として、世界観の飛躍を試みたに過なかった。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
イブセンの道徳主義は御承知の通り、昔の道徳というものはどうも駄目だという。
— 夏目漱石 『模倣と独立』 青空文庫
その第二は道徳主義を發揮して居るといふ點であります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
元來法律には法律主義の法律と、道徳主義の法律との二種があると思ひます。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
所が支那の古代法律は、通じて道徳主義の法律であります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
これ等の主張の精神は、法律は必要であるけれども、法律は第一ではない、法律萬能ではない、道徳の補助であるにすぎない、だから道徳と法律とが不幸にして一致しないやうな場合には、法律は法律としてさうあつても、それを差し措いて道徳主義に則るべしと云ふのが即ち支那法に於ける徳治主義であります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
第一の家族主義は云ふまでもなく、第二の道徳主義と云ひましても、支那の道徳は家族主義を本にしたものであつて、儒教なども家族制度を度外視しては絶對に諒解出來ない。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
支那の道徳は孝悌が本ですから、道徳主義と云ふのは、つまりは間接に家族主義と云ふことになるのであります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
作例 · 標準
彼の発言は道徳主義に傾倒しすぎていて、現実的ではない。
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道徳主義的な考え方は、時として他者を抑圧することがある。
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彼女は道徳主義を掲げ、社会の規範を厳しく批判した。
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ウィキペディア
道徳主義 は19世紀に生まれた哲学であり、社会に一定の道徳を浸透させることを目指すものである。
出典: 道徳主義 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0