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女芸者

おんなげいしゃ
名詞
1
標準
female entertainer
文例 · 用例
吉原の女芸者は見番大黒屋庄六方から、きわ、ぎん、春、鶴等が招かれた。
森鴎外 細木香以 青空文庫
但し、これまでの名称は踊子とて、これは寛文頃京坂に始まり、江戸では天和貞享の頃からで、その時までは白拍子、遊女などに酒興を幇けさしていたのを、やがてその踊子を用ゆるに至った、それがつまり女芸者の起りだ。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
どこの宿六でも自分の無力無能のせゐで女房をヤリクリ妖術使ひにしておきながら、ヤリクリなしの遊び女にひそかにアコガレをよせてゐるいづれも不届きの曲者ぞろひで、さてこそ女房がこぞつて遊女芸者オメカケを敵性国家と見なすのは重々|左もあるべきところである。
坂口安吾 オモチャ箱 青空文庫
どこの宿六でも自分の無力無能のせいで女房をヤリクリ妖術使いにしておきながら、ヤリクリなしの遊び女にひそかにアコガレをよせているいずれも不届きの曲者ぞろいで、さてこそ女房がこぞって遊女芸者オメカケを敵性国家と見なすのは重々|左もあるべきところである。
坂口安吾 オモチャ箱 青空文庫
桜の花さく河岸の眺め(第五図)は直ちに新緑|滴る元柳橋の夏景色(第六図)と変じ、ここに包を背負ひし男一人橋の欄干に腰かけ扇を使ふ時、青地の日傘携へし女芸者二人話しながら歩み行けり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
国芳画中の女芸者は濃く荒く紺絞の浴衣の腕もあらはに猪牙の船舷に肱をつき、憎きまで仇ツぽきその頤を支へさせ、油気薄き鬢の毛をば河風の吹くがままに吹乱さしめたる様子には、いかにも捨身の自暴になりたる鋭き感情現れたり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
男芸者が三人、唄や踊りをする若い女芸者が五人。
第一部 樅ノ木は残った 青空文庫