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魘される

うなされる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to cry out in one's sleep (e.g. from having a nightmare)
文例 · 用例
」「招も善悪でござりまして、姫方や小児衆は恐いとおっしゃって、旅籠屋で魘されるお方もござりますそうでござりまする。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
明が呼んだか、と思う蚊帳の中で、また烈しく魘されるので、呼吸を詰めて、「…………」 色を変える。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
ところで、翌年になって七郎が病気になって夜になると、「うん、うん」 と云って、魘されるので、女房の留が鬼魅をわるがって、「おまえさん、どうしたの」 と云って聞いてみると、七郎は蒼い顔をして、「彼の箱の中から、男と女が出て来て紙幣を数える」 と云ったが、そのうちに死んでしまった。
田中貢太郎 位牌と鼠 青空文庫
これは昼間からの気疲れに、自分の魘される声が、自然と耳に入るのじゃないか。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
またどうも呻吟くのが、魘されるのとは様子が違って、苦みくというにも、種々ありますが、訳は分らず、しかもその苦悩が容易じゃない。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
身投げした十日程前に古着屋から縮緬の夜具を一組買ったそうで厶りましてな、それを着て寝るようになってから、どうしたことか毎夜毎夜内儀が気味わるく魘されるばかりか、時折狂気したようにいろいろとわけのわからぬことを口走っては騒ぎ出すようになったと言うので厶ります。
佐々木味津三 十万石の怪談 青空文庫
そうして、「性の悩み」に魘される少女を、次第に東京に殖やして行く。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
夜も更けているので、妹のお年は姉の帰りを待たずに、さっきから次の間の四畳半に寝ていたのであるが、このとき突然に魘されるような叫び声をあげた。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
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