炊所
炊所
名詞
標準
文例 · 用例
そのほかには、病監、炊所(附、浴場)、洗濯工場などがアチコチに立っている。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
当番は二人あるいは三人で、まず炊所から運んで来た飯や菜を盛りわけて膳立てをする。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
便所掃除のごとき汚い役まわりもあれば、炊所係のごとき摘み食いのできる役廻りもある。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
肴が必要だったが、そこはうまいこと烹炊所にわたりをつけて、缶詰などをもらって来る。
— 梅崎春生 『幻化』 青空文庫
そこにいて、毎日いやな思いで苦労して、この先どうなることかと暗い思いをしているとき、食事当番で烹炊所の前に整列していると、その年初めてのつくつく法師がそばの木に取りついて、いやな声立てて鳴きましたよ。
— 梅崎春生 『桜島』 青空文庫