家族史
かぞくし
名詞
標準
文例 · 用例
「スティヴンスン家の人々」「スコットランド人の家」「エンジニーアの一家」「北方の灯台」「家族史」「灯台技師の家」?
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
」 この六年、重っ苦しい過去の家族史を忘れて、ひと並みにのびのびと生きて来れたのは、他人の私事をコセコセと洗いたてたりしない、おおどかな大阪の風のおかげだったような気がする。
— 久生十蘭 『虹の橋』 青空文庫
石田家の家族史をひもとくまでもなく、過去の事例どおり、反対さえすれば、わけなく思う壺にはまるはずだったが、そうでなかったので、大きな誤算になった。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
千々子さまの家族史には、両親や兄弟の名が、ただのいちども書かれたことがなかった。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
いいかえれば人間というものは長い家族史の梗概のようなものなので、いったい阪井の先祖にどういう大悪党がいたのか調べてみたい衝動を感じたほど猛烈なものでした。
— 久生十蘭 『ハムレット』 青空文庫
人々は私がいま書いたような歴史を、めいめいの家族史のうちに直感的に反省しながら、それが直感的であるだけいよいよしんじつに、事態の真相を把握させているのであろう。
— ――北海道初行脚―― 『望郷』 青空文庫
O家の三代にわたる家族史を小説に書きたきも、自分は一日に三枚しか書けぬ。
— 小西茂也 『同居人荷風』 青空文庫
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家族史 とは、家族または個人の歴史的な文書となるように構成された、個人または家族について記録された事実および家族の系譜・物語を記載したもので、印刷物や電子文書、口述またはビデオ記録といった形をとる。
出典: 家族史 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0