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村税

そんぜい
名詞
1
標準
文例 · 用例
だが、実をいふと管長も農夫を狂人にする事は知つてゐるが、(農夫を狂人にするには、思ひ切り村税を取立てるか、麦畑を踏み荒したらそれで十分だ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
村税はそれで一杯や、其の上もう殖やせん。
上司小劍 太政官 青空文庫
……學校ちうやつが金喰ひでな、村税の半ぼんは教育費やがな。
上司小劍 太政官 青空文庫
地租や地方税や町村税と違うて、相續税はごつおまツさかい、米や松茸賣つた金では追ひ付きまへんもんなア。
上司小劍 太政官 青空文庫
村税の滞納で役場の人達が手分けで廻りあっちこっちに差押へが始まった。
金田千鶴 夏蚕時 青空文庫
それから寺院墓地は免租地だから、結局村税の負担が増加する。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
従来市町村税として、と云うのは要するに農村に於てということだが、一億三千万円に上る戸数割が課せられていたが、今回夫が思い切って廃税になった。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
尤もこの戸数割なるものは、恐らく最近では極めて納入不良な市町村税であったろうから、実際上は大して農民生活の安定や負担軽減にはならぬかも知らぬが、役場の吏員が執達吏代りに喚いて歩く必要の類は、之によって軽減されるだろう。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫