百夜
ももよ
名詞
標準
many nights
文例 · 用例
行平どのは根が公卿育ちの芋の煮えたも御存じなきノホヽンだから今度は御自身毎日車に召して深草の百夜通ひも物かはと中々な御熱心であつた。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
一夜も百夜もお貸しする段ではござりませぬ。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
百夜通ひの眞實をみせる人も出て來るでせう。
— 岡本綺堂 『能因法師』 青空文庫
稽古の窓に向つて三諦止觀の月を樂める身も、一|朝折りかへす花染の香に幾年の行業を捨てし人、百夜の榻の端書につれなき君を怨みわびて、亂れ苦き忍草の露と消えにし人、さては相見ての後のたゞちの短きに、戀ひ悲みし永の月日を恨みて三|衣一|鉢に空なる情を觀ぜし人、惟へば孰れか戀の奴に非ざるべき。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
百夜の榻の端がきに、今や我も數書くまじ、只々つれなき浮世と諦めても、命ある身のさすがに露とも消えやらず、我が思ふ人の忘れ難きを如何にせん。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
彼は上賀茂の神社の後ろの森の中に呪詛の壇を築いて、百夜の間|※幾爾の密法を行じました。
— 倉田百三 『俊寛』 青空文庫
私なども夏は百夜ほど必ず夕涼みとして、このカイヅ釣りに出掛ける。
— 佐藤惣之助 『夏と魚』 青空文庫
少将は今でもあの人のところへ百夜通いをしているくらいですもの。
— 芥川龍之介 『二人小町』 青空文庫
作例 · 標準
「百夜(ももよ)通い詰めても、彼女の心を開くことはできなかった。」
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「百夜(ももよ)の夢を語り合い、親友との絆を深めた。」
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「あの星が輝き続ける限り、百夜(ももよ)の愛を誓おう。」
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