木灰
きばい
名詞
標準
wood ashes
文例 · 用例
山椒の皮を春の午の日の暗夜に剥いて土用を二回かけて乾かしうすでよくつく、その目方一|貫匁を天気のいい日にもみじの木を焼いてこしらえた木灰七百匁とまぜる、それを袋に入れて水の中へ手でもみ出すことです。
— 宮沢賢治 『毒もみのすきな署長さん』 青空文庫
山椒の皮を春の午の日の暗夜に剥いて土用を二回かけて乾かしうすでよくつく、その目方一貫匁を天気のいい日にもみじの木を焼いてこしらえた木灰七百匁とまぜる、それを袋に入れて水の中へ手でもみ出すことです。
— 宮沢賢治 『毒もみのすきな署長さん』 青空文庫
これは土に油糟と木灰とをよくかきまぜたものである。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
今年は乾田苗代なので、肥料は綿實粕と過燐酸石灰とを混ぜたものを撒き、それからさらに木灰を撒いた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
しかも本圃の地拵らへ、堆肥、木灰、過燐酸、油粕の掘込み(施肥)さへもまだ濟んでゐないといふやうなことになつたらどうであらうか?
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
一束ずつにしてこれを木灰入の熱すぎない湯に一晩つけて、にがみをとり、あげて洗って、今度は一度煮立ててさました塩水につけこみ、軽い重しをして、水からワラビの出ないように気をつける。
— 高村光太郎 『山の春』 青空文庫
実に採りて直に木灰と熱湯とを以てアク出して喰するにも、或は其儘酢味噌或は醤油酢にて喰し、或は煮て喰する時は、最も味多し。
— 関寛 『関牧塲創業記事』 青空文庫
作例 · 標準
囲炉裏に残った真っ白な木灰を丁寧にかき集め、春になったら畑の肥料として利用する。
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昔は洗剤代わりに、木灰を水に溶かして上澄みをとった灰汁を使って洗濯をしていたらしい。
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山小屋のストーブから出た木灰は、雪解けを早めるために玄関先の道に撒かれた。
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