精英
せいえい
名詞
標準
文例 · 用例
諸原素の活力を最も円満、敏活に発揮し得るように化合させた微妙精英の有機体……あめ、の、みなかぬしの正統、エホバの愛し児、日の神の王子ホルスとも称うべき、地上最初の生命の群れに外ならなかったのだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
能の仮面は、そうした高潮した芸術的要素を含んだものだけに、昔の芸術家が精英を尽して、続々と製作したものらしい。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
ダ・ヴィンチの天才の閃きではなくして、ミケランジィロの精英の噴出である。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
夫れ日本は、其地勢已に亞細亞大陸を離れて、太平洋心に近きが如く、其文明も蒙古人種の文明にあらず、東西南北の精英を集め、咀嚼、鍛練して、別に一個の文明を有す。
— 竹越三叉 『世界の日本乎、亞細亞の日本乎』 青空文庫
我自然の風物は、天下の變化を集むるが如く、我文明も東西列國、文明の精英より成る。
— 竹越三叉 『世界の日本乎、亞細亞の日本乎』 青空文庫
東西南北地互為中、時各有宜、春夏秋冬軌道之行雖異、本源之証則同、先後聖之揆一、千万里之心通、薈諸哲心肝于一堂、鎔大地精英于一籠、藐茲丈室与天穹窿羹牆如見、夢寐相逢、諸星方寸億劫且暮、待来者之折衷。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
人は則ち地の氣の精英なり。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
九二 英氣是天地精英之氣。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫