質地
しちち
名詞
標準
文例 · 用例
文中の『大日本地誌』は、山崎直方佐藤伝蔵両氏の編で、地質地形等は両氏が受け持ち、部分的の地誌は、花袋らが分担記述していたのであった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
大陸と大洋との境に細長い瑤珞のやうに連なる島環國日本は一つには又其複雜多樣な地質地形のおかげて短距離の間に樣々な風俗人情の變化を示すと同時に、又さまざまな氣候風土の推移を見せて居る。
— 寺田寅彦 『天文と俳句』 青空文庫
地理学教室ではペンクや助手のベーアマンが引率して近郊の地質地理見学に出掛けた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
この地質地形の複雑さの素因をなした過去の地質時代における地殻の活動は、現代においてもそのかすかな余響を伝えている。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫