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湯銭

ゆせん
名詞
1
標準
bathhouse charge
文例 · 用例
尤も同時に若干の湯銭を獲得したことも事実ではあるが。
寺田寅彦 KからQまで 青空文庫
何となく倦怠を覚える(そのくせ食慾はちつとも減じないどころか、ありすぎるほどある、五合の飯をペロリと平らげる)、入浴したら、だいぶ気持がすが/\しくなつた(湯銭が五厘不足とは笑はせる)。
大田 行乞記 青空文庫
湯銭は払うてあるけに……」 お千代は濡れた手で眼をコスリながらうなずいた。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
先ず此の中から湯銭の少しも引き去れば、後の残分は大抵|小遣いになったので、五円の金を貰うと、直ぐその残分|丈けを中村是公氏の分と合せて置いて、一所に出歩いては、多く食う方へ費して了ったものである。
夏目漱石 私の経過した学生時代 青空文庫
主人は打水を了えて後満足げに庭の面を見わたしたが、やがて足を洗って下駄をはくかとおもうとすぐに下女を呼んで、手拭、石鹸、湯銭等を取り来らしめて湯へいってしまった。
幸田露伴 太郎坊 青空文庫
それお株がはじまった、と見ると、女房はがちがちがちと在りたけの身上へ錠をおろして、鍵を昼夜帯へ突込んで、当分商売はさせません、と仕事に出る、 トかますの煙草入に湯銭も無い。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
ごはんをたべるぶんには、いま手許にお金が無くても、それは米屋、酒屋と話合った上で、どうにかやりくりして、そんなに困ることもあるまいけれど、煙草、郵便代、諸雑費、それに、湯銭、これらに、はたと当惑するのだ。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
ややありてお貞は心着きけむ、長火鉢の引出を明けて、渠に与うべき小銭を探すに、少年は傍より、「姉さん、湯銭のつりがあるよ、おい。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
作例 · 標準
銭湯の湯銭は大人450円です。
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旅行先で温泉に入り、湯銭を払ってリラックスした。
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湯銭を忘れて、慌てて財布を取りに戻った。
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