対敵
たいてき
名詞動詞-サ変
標準
confronting the enemy
文例 · 用例
彼のシバルリイは「我」を重んじて、軽々しく死し軽々しく生きず、我がシバルリイは生命を先づ献じて、然る後にシバルリイを成さんとするものゝ如かりし、己れの品性は磨くこと多からずして、他の儀式礼法多き武門に対敵して、反動的に放縦素朴に走りたり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
里見の防禦使となって堂々対敵しても逃路に待ち伏せする野武士のような役目を振られて、シカモ首尾よく取り逃がして小水門目輩|孺子をして名を成さしめてる。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
私は本より論壇の上にこそ紅葉と対敵したが、先方はどうあろうと私交上ではやはり親友のツモリでいたから、胸襟を開いて黒岩の意嚮を話し、紅葉一身の利害のために黒岩との提携を勧説した。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
対敵行動 名高い提督 Fyffe が、米国海軍のアジア艦隊の司令官をしてゐたことがあつた。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
今後執るべき対敵行動について至急御指揮を待つ。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
クルトは、清廉頑検事のロングウェル氏に話したのみと言うが、そのロングウェル氏はルチアノ一派の対敵――その辺の消息が、皆目分っていない。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
つまり、嘲罵挑戦の意志を、反対に書き表わして、それを対敵に送るのです。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
ファシズムは元来、ブールジョアジーの攻勢的武器であって、その対敵目標は、ブールジョアジー以外の凡てにある筈だ。
— 豊島与志雄 『傷痕の背景』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の経験を活かし、新任の隊長として部隊を率いている。
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