ヘラ
ヘラ異読 ヘーラー
名詞
標準
Hera (goddess)
文例 · 用例
すると平凡な一室が突然テヘランの町の一角に飛んで行く。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
のみならずこのシュテンドウシがアラビアから来たマレイ語で「恐ろしき悪魔」という意味の言葉に似ており、もう一つ脱線すると源頼光の音読がヘラクレースとどこか似通ってたり、もちろん暗合として一笑に付すればそれまでであるが、さればと言って暗合であるという科学的証明もむつかしいような事例はいくらでもある。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
そしてまさにこの点で彼が、彼の駁撃を加えているヘラクリトス、エンペドクレース、アナクサゴラスの輩をいかにはるかに凌駕しているかを見る事ができよう。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
なめくぢはいつでもハッハハと笑って、そしてヘラヘラした声で物を言ふけれども、どうも心がよくなくて蜘蛛やなんかよりは却って悪いやつだといふのでみんなが軽べつをはじめました。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
なめくじはいつでもハッハハと笑って、そしてヘラヘラした声で物を言うけれども、どうも心がよくなくて蜘蛛やなんかよりは却って悪いやつだというのでみんなが軽べつをはじめました。
— 宮沢賢治 『蜘蛛となめくじと狸』 青空文庫
テヘラン、イスパハンといったようないわゆる近東の天地がその時分から自分の好奇心をそそった、その惰性が今日まで消えないで残っているのは恐ろしいものである。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
美代子と揉み合ったために落としたものか、或はその折解けかかっていたのが小野に絡みつかれている間に、あんな薄いヘラヘラしたものですからうまい工合に彼の外套のふところか何かへ紛れ込んだものか、どっちともはっきりしたことは思い当りません。
— 渡辺温 『遺書に就て』 青空文庫
一兵といえども祖国の船に寄せつけじと、レヤチーズは死ぬる覚悟、ヘラクレスの如く泰然自若たるものがあったという。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
ギリシャ神話に登場する女神ヘラは、美しさと共に激しい嫉妬心でも知られている。
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ヘラは婚姻と出産を司る神として、古代ギリシャの女性たちから篤い信仰を集めた。
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主神ゼウスの妻であるヘラは、黄金の椅子に腰掛けた威厳ある姿で描かれる。
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ウィキペディア曖昧さ回避
ヘラ
地名
- ヘラ (イラン) — イランの村。
- ヘラ州(英語: Hela Province) — パプアニューギニアの州。
宇宙
- Hera (探査機) — 欧州宇宙機関(ESA)の小惑星探査機及び探査ミッション。
- エララ (衛星) — 木星の衛星。1975年以前は「ヘラ」と呼ばれることがあった。
小惑星
- (103) ヘラ(Hera) — 1868年にワトソンが発見した小惑星。
- (699) ヘラ(Hela) — 1910年にヘルフリッヒが発見した小惑星。
- (1370) ヘラ(Hella) — 1935年にラインムートが発見した小惑星。
人物
- ヘラ (ミュージシャン) — フィンランドのミュージシャン。
架空の人物
- ヘラ (マーベル・コミック)
- ヘラ・シンドゥーラ — スター・ウォーズのキャラクター。
その他
- HERA (加速器) — ドイツ電子シンクロトロン研究所にあった粒子加速器。
- HERA (化粧品) — 韓国の化粧品ブランド。
- ヘラ (会社) — 東京都港区赤坂の企業。
- ヘラ (通報艦) — ドイツ海軍の通報艦。
- ヘーラー(Hera) — ギリシア神話の結婚の女神。
- ヘラブナ(箆鮒)の略。魚の種類。
- ヘル(Hel, Hela) — 北欧神話の死の女神。
関連項目
- HeLa細胞 — ヒト癌細胞の細胞株。読みは「ヒーラ細胞」。
出典: ヘラ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0