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南満

なんまん
名詞
1
標準
South Manchuria
文例 · 用例
此の当時は家から通わずに、神田|猿楽町の或る下宿屋に、今の南満鉄道の副総裁をして居る、中村是公という男と一所に下宿していたものであるが、朝は学校の始業時間が定って居るので、仕方なく一定の時間には起床したが、夜睡眠の時間などは千差万別で、殆んど一定しなかった。
夏目漱石 私の経過した学生時代 青空文庫
茫漠とした南満洲、はてしのない川、結氷、銃眼のある土塀、風、風、風、ああ、それだけ。
北原白秋 新頌 青空文庫
そこで哈爾賓を中心として北満一帯東蒙古に到るの商工業、物産、貨物の集散、交通輸送の状況等を細さに調査した後、終に東清鉄道沿線の南満各地を視察しつつ大連、旅順から営口を経て北京へ行った。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
然も僅かに日本の南満租借権が九十九年に延長されたということを不平として、われわれは東洋を滅ぼさねばならぬのか。
横光利一 上海 青空文庫
われわれの東洋は、日本が南満を九十九年間租借したという事実のために、九十九年間の生命を保証されたということに気付かねばならぬのだ。
横光利一 上海 青空文庫
「日本が南満を九十九年間租借したということによって、われわれの同志、山口と李英朴がかくのごとく相い争うという事実は、日本が少くとも、九十九年間東洋の同志をかく論議せしめるであろうということを、予想せしめて充分である。
横光利一 上海 青空文庫
柿の実を盗もうとして、日本の南満州鉄道を囲む鉄道を幾条もつくった。
宮本百合子 「モダン猿蟹合戦」 青空文庫
だが満州にいる誰かに雇われて働らかされに行ったのであって、われわれの内誰一人、南満州鉄道の大株主だというものはない。
宮本百合子 「モダン猿蟹合戦」 青空文庫
作例 · 標準
歴史の教科書を開きながら、かつての南満州鉄道が東アジアの経済に果たした大きな役割について考えた。
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祖母の古いアルバムには、かつて南満の活気ある街並みの中で暮らしていた頃のセピア色の写真がある。
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大連などの近代的な都市を含む南満の地域は、歴史的に日本との文化的・経済的な関わりが非常に深い。
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