灼土
しゃくど
名詞
標準
文例 · 用例
「憑かれたもの」「砂塵」「灼土」等の初期の作品は、一部の先見ある批評家をして、彼の未来を嘱目せしめたに過ぎなかつたが、戦後相ついで「落伍者の群」「時は夢なり」「熱風」「夢を啖ふもの」を発表して彼の声価は頓に著れた。
— 岸田國士 『アンリ・ルネ・ルノルマンについて』 青空文庫
一九〇九年『憑かれたもの』を公にしながら殆ど世人の注目を惹かなかつたアンリ・ルネ・ルノルマンは、『灼土』『砂塵』の二作によつて一部の批評家から認められだした。
— 岸田國士 『仏国現代の劇作家』 青空文庫
――いやいや、それらの炎日灼土の苦熱は、まだしも克服できようというものか。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
炎日、灼土、すべて回天の熱!
— 剣山の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫