乳離れ
ちちばなれ異読 ちばなれ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
weaning
文例 · 用例
室子の父の妾の子である蓑吉は、乳離れするころ、郊外の妾の家から通油町の本宅へ引取られた。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
笊の中には、乳離れをせぬ嬰児だ。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
百瀬の本家の先代は、どういうものかこの盲人にひどく気をとられて、盲人の不評を庇護した許りでなく、一人の子供の乳母で子供が乳離れしてからまだ家にいた女を盲人に娶合せて本家の向う側に小さな雑貨店を出させた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
まあだ乳離れしたバッカリの私の口へ、雄精なぞを箸で挟んで入れてくれますので母親がビックリして、『馬鹿な事ばしなさんな。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
地震があってから恰ど最早十一|年目……忘れもしませぬ……一|年三百六十|日の中で、はい、其日に乳離れをなされました。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
嫁にやられるとき、拵えて行ったものなどを不残亡くして、旅費と当分の小遣にも足りぬくらいの金を、少ばかりの家財を売払って持って来た姉は、まだ乳離れのせぬ小い方の男の子を膝にのせて、時々縁側の日南に坐りながら、ぼんやりお島の働きぶりを眺めていた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
御承知かもしれませんが、あの四人の方々は、まだ乳離れもせぬ揺籃の頃、それぞれ本国にいる算哲様の友人の方々から送られてまいったそうです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
彼等は徐かに地上の事物から離れてゆく、丁度母から乳離れてゆくやうに。
— 堀辰雄 『伊勢物語など』 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんはもうすぐ乳離れの時期を迎える。
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彼はいつまでも親から乳離れできない。
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子犬たちは母親から乳離れし、固形食を食べ始めた。
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