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そこいら中

そこいらじゅう
名詞
1
標準
everywhere
文例 · 用例
おいらこれから石滝へ行くから、お前あとから取りに来ねえ、夕立はちょいと借りるぜって、そのまま乗出したもんだからね、そこいら中騒いでた徒に相済みませんを百万だら並べたんで。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
懇意な家でしたから……」「ハハア……ナルホドネエ……じゃアもうそこいら中に非常線が張ってあるんですね」「エエ。
夢野久作 童貞 青空文庫
そこいら中がパアット明るくなったので……。
夢野久作 怪夢 青空文庫
……のみならず私は暫く歩いて行くうちに、そこいら中がいつともなく薄明るくなって、青白い、燐のような光りに満ち満ちて来たことに気が付いた。
夢野久作 怪夢 青空文庫
やつこらさと鍬を下ろすと、ケンケンケンケン……鶺鴒めが鳴きくさる、崖の上の麦畠、天気は快し、草つ原に露がいつぱいだで、そこいら中ギラギラしてたまんねえ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
その端々、隅々から赤や、青や、茶色の焔がポーッと燃え上るたんびにそこいら中が明るくなって、又、前にも増した暗黒を作って行く物すごい光景を、薄板工場の中から湧き起るケタタマシイ雑音の交錯が伴奏しつつ、星だらけの霜の夜を更けさせて行く。
夢野久作 オンチ 青空文庫
しかし何をいうにも何十|尋という巨大な奴が、四方行止まりのない荒浪の上で、アタリ憚からずに夫婦の語らいをするのですから、そこいら中は危なくて近寄れません。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
その泣顔と、お辞儀の交換の中に私はダンダンと、そこいら中が明るくなって来るように思った。
夢野久作 父杉山茂丸を語る 青空文庫
作例 · 標準
子犬が家の中そこいら中を走り回っていた。
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彼の部屋は、本がそこいら中に散らばっていて足の踏み場もなかった。
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祭りの日には、笑顔がそこいら中に溢れていた。
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