論破
ろんぱ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #31765 · 青空 66 例
標準
defeating an argument
文例 · 用例
」 ここに於いて、かの落第生伊村君の説は、完膚無き迄に論破せられたわけである。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
そう言う私だとて病人づらをして、世評などは、と涼しげにいやいやをして見せながらも、内心|如夜叉、敵を論破するためには私立探偵を十円くらいでたのんで来て、その論敵の氏と育ちと学問と素行と病気と失敗とを赤裸々に洗わせ、それを参考にしてそろそろとおのれの論陣をかためて行く。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
教義に就いての細緻な思索などをした事のない父親を論破するのは極めて容易だのに、その容易な事をやっている中に、何時の間にか、自分の態度が我ながら厭になる程、子供っぽいヒステリックな拗ねたものとなり、議論の内容そのもの迄が、可嗤なものになっているのだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
人とは仮説を立てた上で、時を待つか、それを論破する十二分の情報を待つかするもの。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
「やり手の弁護士にかかればその程度みな論破されます。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
それに最初からなにか辻褄の合わぬところを論破するようにやってみよう。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
二、三日のうちに浮き上がった死骸の例を、五つくらいではなく、五十も挙げることができたとしてもだ、『レトワール紙』の法則そのものが論破されるまでは、その五十の例は、やはりその法則の例外としか見なすことはできないだろうからな。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
貞しい説でも有り善い教へでも有らうが、一口に云へば野暮なことで、天下堪へず、墨子獨り能く任ふと雖も天下を如何にせん、と云つたのは流石に洒落者の巧みな論破ぶりである。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、どんな難攻不落な論敵をも、巧みな言葉で論破してしまう。
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その弁論大会では、相手の主張を論破した方が勝者となる。
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「大丈夫、君の論理なら論破される心配はないよ!」
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